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目次
創造力を鍛える方法「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」実践してみた
「絵を描きたい、文章を書きたい、なにかつくりたい…けど、自分には才能がないから諦めよう」って思ったことありませんか。
本当はクリエイティブな仕事に就きたかったけど、諦めて全く別の仕事をしている
という方も多いのではと思います。
実は創造力を鍛える方法を唱えている方や、そういった関連の研究は数多くあります。
そのなかのひとつで、ジュリアキャメロン著の「すっとやりたかったことを、やりなさい。」という書籍の内容を実践してみた結果をご共有します。
才能がないと諦めている方、本当はアーティストになりたいけど何から始めたらよいかわからないと悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」
書籍について
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「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」はジュリア・キャメロン著、菅靖彦翻訳の書籍で、ジャンル的には思考法や自己啓発にあたるかと思います。
著者のジュリア・キャメロンは25年以上に渡り、創造性を育てる方法論「アーティスト・ウェイ」を語り、35年以上アーティストとして活躍し続けています。
この書籍は、全米で長年愛されたロングセラー「アーティスト・ウェイ」の完全版であり、日本では2017年に初版が発行されています。
原題が「The Artist’s Way」でいかにもアーティストを目指す人に向けた内容のように見えますが、日本語では「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」と訳されています。
このタイトルの訳し方秀逸だなと感じました。
なぜなら、子どもの頃の夢を諦めてしまった、実現が難しい夢を追っている、夢を諦めきれない、もっと仕事や趣味で成長したい、子どもの創造力を育てたい…などなど、アーティストだけでなくありとあらゆる創造性を必要としている人に役立つ内容になっています。
この本の内容にふさわしい日本語訳です。
内容について
書籍の中で、筆者は創造性とはもともと備わっているもので、誰もが持っていると述べています。
創造性は自分自身の中にあるものと前提したうえで、創造性を引き出し、創造性を妨げる障害を取り除く方法について語っています。
基本ツールと呼ばれるものをベースに、一週間ごとのワークを12週こなしていく内容になっています。
やったらどう変わるのか、おもしろそうだと思いませんか?
と同時になかなか大変なイメージがありますが、この基本ツールをやってみるだけでも創造性がかなり鍛えられます。
- モーニング・ページ
3ページほどの手書きの文章のこと。
意識の流れをありのままに綴ります。
毎朝心に浮かんだことを3ページ分書いていきます。
内観を高め、明確な自己感覚を育む訓練とされています。 - アーティスト・デート
週2時間ほどの時間のかたまりです。
大型雑貨店に行く、ビーチへ一人旅、古い映画館、水族館や美術館など、ひとりで足を運びます。
自身の創造的な心を育てるために特別に時間を確保する必要があると本書の中で書かれています。
書籍を読んで実践してみた感想
モーニング・ページ
すぐワークに取りかからず、手始めにモーニング・ページからまず続けてみました。
モーニング・ページの効果としては、意識のままに書き出し脳の中を掃除することで、自分が何を考え必要としているのかが明確になります。
用意したものは、
- A5の無地ノート
サイズがプレッシャーにならず丁度いい。罫線がないと文字の大きさもその日の気分で変えられ、絵も描きやすいです。 - サインペンセット
その日の気分に合わせて色を変えられ、楽しいです。また、こういう気分の時はこの色が好きなんだな〜と自分のことがわかってきます。 - マイルドマーカー
ちょっとした装飾に良いです。ノートが華やかになり、達成感があります。

ペンとノートだけ用意するでも良かったのですが、続けられる自信がなかったので自分が続けやすいようにと考えました。
これが、功を奏したか1ヶ月以上毎日続き、今は習慣になっています。
参考に、こちらが私のモーニング・ページです。

やってみた感想としては、とても楽しいです!
最初は正直何を書いたらいいかわからず、「書くこと無いなあ」とか昨日の印象に残った出来事などを書いていたんですが、続けるうちに心の底から言葉が溢れ出ていくのを感じました。
また、日常の何気ない、普段だったら気にも止めないことが「ネタになるな」と思えたり、面白みのあるものに変わっていきました。
ビジネス書やビジネス系ユーチューバーの方もよく言っていますが、心に感じたこと悪いことも良いことも、書き出すことが考えの整理・客観視に繋がるといいますよね。
視野や考えの幅が広がることがアイデアの創出につながるのかもしれません。

あれもこれも、どんどん書きたい!やってみたい!と、頭や心の中がクリアになりアイデアに溢れる不思議な感覚でした。
アーティスト・デート
アーティスト・デートは週に2時間ほどの時間のかたまりです。
アーティスト・デートの効果としては、モーニング・ページで見えてきた自分の求めることに対して何をすれば良いか解決策が見えてくることにあると言います。
また、それに劣らず重要なのは、実際の創作に役立つ素材が蓄えられることです。
用意したものは、
- 少額のお金
交通費・食費・ちょっとした思い出などを買うときに使います。 - お気に入りの一眼レフカメラ
スマホのカメラでもいいです。写真に残しておくと後の創作で役立つことがたくさんありますし、後から見返してワクワクを思い出すのも良いです。 - あとはワクワクした気持ち(笑)
「創造的になろうと決意することが創造性を高める」という研究結果があるそうです。
こちらが、アーティスト・デートに出かけたときに撮った写真です。

やってみた感想としては、こちらもとても楽しいです!
出かける場所を選ぶのも楽しいですが、お出かけの中で見たり聞いたりして、「これ好きだなー」「これはこうなってるんだー」と自分の感性に触れたり新たな発見をするのがとても楽しいです。
好奇心が湧いてきて、それに伴ってやりたいことに対して実際に行動に移すまでもそんなに時間がかからなくなりました。
行動力までも鍛える効果があるなあと感じました。
課題
課題は12週ぶん用意されており、1週間に10ワークほどあります。
ワークは半分は遊びであり、こなしていくのに一日一時間ほどと書かれていますが、それでも時間がないという場合は半分でも良いともあります。
ワークの内容は、自分と向き合い、深層心理に働きかけるプロセスになっているのではとやっていて感じました。
最初は、居心地の悪さ、違和感、怒り、悲しみ…様々な負の感情も経験していきます。
ワークの効果としては、そういった様々な感情を乗り越えていった先に、新しい自分の感覚が生まれ、自立心や回復力が備わり、創作への意欲・好奇心・期待が高まることにあります。
私がやってみたとあるワークをお見せします。
- あなたの創造性を妨げる三人の敵をリストアップ
- その中から一人選び、ホラー小説を書いてみる
私は、父親と年上部下と上司を敵にリストアップし、父とのエピソードを小説ではなく漫画で描いてみました。
3人の敵がこちらです。
ホラーなのでビジュアルがモンスター風です。
悪意は全くないとは言い切れないですが、50%はありません(笑)

そして、こちらが漫画です。

私は父親のことが大好きで姉妹の中でも大のお父さんっ子でした。
だから私にとって父の言うことはいつも絶対であり、また父も娘を思うからこそ、あえて反対してそれでもやりたいと言うならバックアップしてあげようという気持ちだったのだと思います。
しかし、子どもの時というのは創造性が十分に育っておらず、周囲の何気なく発した否定的な意見に簡単につぶされてしまうそうです。
大人になった今振り返ってみると、父に「いいと思うよ。がんばりなさい、応援しているよ」と言ってもらえたら、諦めずに漫画家を目指していたのかな…とは思うのですが、人のせいにして後悔するのが目的ではなく
誰が何と言おうと関係ない 自分には才能がある
と、自信を取り戻し、今は失ってしまったが過去に思い描いた「やりたかった夢」を肯定してあげることにあります。
今回は一つだけワークを紹介しましたが、もっとたくさんあります。
今まで知らなかった自分を知っていくのが楽しいです。
まとめ
想像力を鍛える方法論「アーティスト・ウェイ」をやってみた感想でした!
- モーニング・ページ
- アーティスト・デート
- ワークを12週行う
という内容でした。
こちらを現在3ヶ月ほど続けていますが、10年以上絵も漫画も描いていなかった私が、この本に出会ってからほぼ毎日絵や漫画を描き続けており、ウェブデザインという未知の世界にも飛び込んでいけています。
不思議ですが、本当にアイデアがどんどん湧いてきて尽きることがなく、毎日楽しいです。
ぜひ、夢や目標に対してやりたいのにできない、何をしたらいいかわからないという方は本を手にとって実践してみてください。
今回の記事の中に出てきたアイテムはこちらです
▼「ずっとやりたかったことを、やりなさい」書籍
▼モーニング・ページおすすめ文具
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